blogタイトルにした破戒無慙(はかいむざん)という言葉について書きます。
ずばり仏教用語です。
三省堂 新明解四字熟語辞典さんによると
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戒律を破っているのに、それを恥と思っていないこと。また、そのさま。▽仏教語。「破戒」は、僧侶そうりょが守るべき不殺生ふせっしょう不偸盗ふちゅうとう不邪淫ふじゃいん不妄語ふもうご不飲酒ふおんじゅの五つの戒めを破ること。「慙」は恥じること。
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とのこと。
よく、一休宗純和尚のその生き様を例える言葉として使われます。
私は仏門に関して無知な人間ですが、この言葉の響きがとても好きです。
一体どこでこの言葉を知ったのか思い出せないのですが…。
そうそう。
よく❝破壊無残❞と漢字を間違われます(笑)。全然違う意味です(笑)。
私の半生はどこか破戒無慙だなぁと、思うのです。
30歳の時不倫をしました。
私は人の路を全うすることが出来ず、人を傷つけました。
それでも生きて
離婚を成立させ
今、また家庭を持ちました。
不貞を働いた事を美談にしたいわけではありません。
どんな理由であれ、私は罪を背負う側の人間です。
それでもあの時人を愛したこと
調停離婚を申し立てたこと
暗闇の毎日から抜け出すために藻掻いた日々を、
決して悔いてはいません。
そんな❝破戒無慙❞な私の半生を
このblogで綴っていこうと思います。
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